飲み物を容れて 持ってもらうとハッキリわかるんですが
いいデザインと悪いデザインではぜんぜん使い勝手がちがいます
取っ手の 厚み/広さ/カーブ/ゆとり をどれだけ持たせるか
これがチグハグやと 見た目 オモシロくっても 使いにくい
ちいさなお子さんたちの ちっちゃな手と指やと なおさらのこと
いい道具は 使う手をよろこばせる
いい道具は 使う手の力を育てて研ぎ澄ます
うちの こどもカップ 吸いつくような持ち心地
しっかり持てて すべりにくく 使う手が気持ちイイ
取っ手の裏の厚みのつけ方 と 適度なデコボコ=手作り感
押さえる親指が ちょうどかかる幅とクボミ
なんでもない見かけやけども そこに隠れた さまざまな工夫♪
「こどもカップ」と名づけてはいるんですが
大人の方々もずいぶん買ってくださるんですね♪
図柄=文様:もんよう は全部で11種類あります↓
イチゴ 鳥はなびら 鳥双葉 鳥流水
小花の赤 小花の青 風ミドリ ミドリ散らし←普段やってないんで受注生産
さて はじめは イチゴ文:もん から紹介しましょう↓
イチゴ
夢見るような やさしいミドリ
はなやかに開く白い花
ちっちゃく赤いイチゴ 和めますよ♪
表には 花/葉っぱ/のびる茎/イチゴ 内にも イチゴが1個
裏には絵付けしてません この大きさの品にはこれくらいがベスト
すっきりさわやか あたたかみもある カップです♪
ブルーベリー オレンジベリー
青とミドリのグラデーションが 渋カワイイ ブルーベリー
ちょっとトロピカルな オレンジベリー どちらも裏には絵がありません
トラ&ゾウ これは 小さい人たち用 みんな 動物がスキ♪
元気な子トラ ヤシの木一本 走ってるゾウ♪
ウサギ これも子どもさんのために
ピンクウサギ が前で 裏に オレンジウサギ
空いてるとこには 葉っぱが2種類
まだ未発達な 手や指にこそ よく働く道具が必要♪
食育があるなら 食器育だって きっとある♪
かわいいピンクの小鳥
風に舞い散る3色のはなびら
うすミドリ うすムラサキ ピンク
花鳥風月 日本の自然をあらわす うつくしい言葉
オカーサンからちいさいヒトたちに 伝えていってほしい言葉
トリ花びら 女の子むきかな・・・
内に絵はありません 外に 鳥1羽 と はなびら3枚
双葉にたくす すこやかな成長 いっぱいミルク飲んで元気に・・・
幸せの青い鳥 なんでもない暮らし=家庭の中にこそシアワセが・・・
トリ双葉 トリ流水
どちらも裏/内に絵はありません
双葉は2本 ミドリとピンク/薄紫の葉っぱ
流れる水は 青/薄紫/ミドリであらわされてます
赤い花 青い花
ちっちゃな野の花 名もない野花
これ具体的な花をモデルにしてません
太い筆と細い筆を動かしているうちになんとなく描けた花・・・
赤小花 青小花文
外にぐるっと小花の文様
内に1輪だけ小花
手描きの絵つけの 自由な線 その「線のイキオイ」
手描きの絵つけの 自由な間 その「空間のリズム」
これらの味わい こどもたちにも きっと伝わる
ヤマボウシの花
5月6月 晩春/初夏にさく花
木の上でひらくカザグルマみたいな白い花
手挽きのロクロで作る その指筋が 吹いてくる風
風ミドリ文
すっきりさわやか 風みどり
裏には 伸びゆく茎 と 2枚の葉
内には まだ開いてない花のつぼみ
このあたりになると かなりシック
大人の方 男性がお使いになっても
カワイすぎないデス♪
さわやかなミドリ あたたかみのある白
やきもんの絵付けは 自然や四季のうつろいを
ふだんの暮らしのなかで感じとるための たのしい記号♪
底はこーなってます 一個挽き 切りっぱなし
機械生産ではゼッタイにできない底のデザインなんです♪
このカップは200gの粘土の玉を1個づつ
ロクロで作るやり方 カタチができたら底のところに
糸を巻き付けて 引き抜いて 切り取ります
その 糸切りのアト を 手作りの証 として
削らずに 残してます♪
お茶道具の「茶入れ」ではこの 糸切り が鑑賞ポイント
こんな形ででもニッポンの伝統を残して行きたいです♪
でも 底の仕上げは ばっちり丁寧にやってますから
ご安心くださいませ テーブルをキズつけたりしません♪
くわしくは↓
お肌つるつる スベスベ♪
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オカーサンとこども=ちいさいヒトたちの
食とのかかわりを あたたかく 楽しいものにしたい
そのお手伝いをするための道具 食卓を明るくはげます♪
家庭の食は いのちを養う糧
まだちいさいヒトたちの感性がやわらかいうちに
あたたかい食卓の記憶を用意してあげるのは
いまもこれからもダイジな親のツトメ
食の文化と あるべき家族の形 やと思います♪
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